2012年に叶えた夢ベスト1「人魚になる」

私の最も馬鹿馬鹿しく、そして叶うまで最も時間がかかった夢のひとつ. 幼稚園時代の将来の夢は人魚になることだった. 私は大人の経済力、知力、情報力、実行力を行使し、全力で馬鹿馬鹿しいことをやりつづける. (09/14)

補足&関連URL

※3分の動画を作ってみました. 音楽はラヴェルの『水の戯れ』


海外には人魚が多い. YouTubeを見ているとたくさんの人魚候補生が自分の泳ぎを披露している. みんなマーメイドネーム(Mermaid ●●みたいな)を持っていてマーメイドライフを満喫している. だが日本の人魚はあまりいないようだ.
ほとんどの海水浴場やプールでフィンの使用が禁止されていたり、自宅にプールがないなどの理由で、子どもの頃からフィンスイムに慣れ親しんでいないせいだろう. 日本は周りを海に囲まれた島国なのに大変残念なことだ.
私は「幻想画廊」というサイトで3回人魚に扮したセルフポートレイトの合成画像を作っている(動画に使った画像はその時作ったもの).
もう10年も前の写真と記事だ. その時にも人魚になれたらなあと思っていたのだけど、私の人魚になる夢は実はもっと昔からのものだ.
私が最初に人魚になりたいと思ったのは小学校に上がる前である. アニメ『海のトリトン』の再放送を見て人魚のピピに憧れたのだ. リカちゃん人形を裸にむいて、バケツに沈めて遊んでいた覚えがある. 水がキラキラと反射していてきれいだった.
子供の頃は体育の授業が大嫌いだったが(球技と陸上が苦手だったから)、夏がくると水泳の時間があるので楽しみで仕方なかった. 水泳だけは得意で、クラスで一番速く泳ぐことができた.
授業の最後に先生が「今から自由の時間!」と叫ぶ瞬間を心待ちにしていた. 水に潜ったり、とんぼ返りして水に飛び込めるからだ. 先生が碁石をばらまいて、生徒が潜って取ってくる遊びも好きだった. でも速さを競う水泳があまり好きではなくなってしまって、だんだん泳ぐことから遠ざかってしまっていた.
私が人魚になりたいという夢を思い出せたのは、ネットのおかげだ. 私の周りにはこんなアホみたいな夢を語る大人はいない. でも海外にはそういう大人がたくさんいるのだ.
手作りで人魚の足ひれを作っている人、水の中でイルカやカメと戯れながら泳ぐ人が、YouTubeにいろんな動画をアップしていた. なんだ、私だけじゃなかったんだね.
人魚の足ひれを売っているサイトを探しまわり、フィンスイムを教えててくれる教室、フィンを使用出来るプールを問い合わせた. 毎週のスキンダイビングのトレーニングに加え、ダイビング用のプールでドルフィンスイム講習(イルカと泳ぐためのテクニックを学ぶ講座)、モノフィン(人魚のような一枚ヒレ)の特別講習も受けた.
届いたモノフィンと自分の体にぴったり合わせた人魚スーツも作った. そんなモノは市販されていないから自分で作るしかないのだ. ストレッチ性の高い布にチュールのフリルを縫いつけて胸びれや背びれにした.
そして人魚の足ひれと人魚スーツをかかえて沖縄に旅立った. 現地でオープンウォーターのスキンダイビングのトレーニングをして渡嘉敷島へ.
沖縄の渡嘉敷島の海は水の透明度が高く、熱帯魚とサンゴの豊富な美しい海だ. そんな魚舞う海の中を、子どもの時夢見たように自由自在に飛び回ることができた. 念願だったウミガメとも一緒に泳いだ. 本当に長く時間がかかってしまったけど、ようやく私も人魚デビューできたのである.
今後の課題としては、もう少し長く深く水中に滞在すること. そしてプロのマーメイド・ハンナが使用しているようなシリコン製の人魚フィンとスーツを手に入れることである(特注で作ってくれるサイトももう発見した(Mertailor.com). そして近い将来にイルカと一緒に海で泳ぐのだ. そのためにも体を鍛え、お金をためなくては.

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Oceanika Merfins
私の人魚になる夢への大きな一歩となったのがこのOceanika Merfins(オセアニカマーフィン)である. これはオーストラリアの子供用のおもちゃで、89オーストラリア・ドルで売っている. おもちゃといえどもちゃんと足につけて泳ぐことができるラバー製のスイミングフィンである. 日本からも注文できる.
たぶんオーストラリアの少女がいるご家庭では、今年のクリスマスプレゼントに贈った人も多いのではないだろうか. YouTubeにもマーフィンをもらって感激している女の子の動画がいくつもアップされている.
フィンだけでなくお揃いの色のビキニ、レギンスも用意されている. 布地には人魚のうろこがプリントされている. 色はマリンブルーとオレンジがかったピンクの2種類がある. 私のものは青色に黄色が混じっているカラーで爽やかな印象.
足のサイズは20.5センチから24.2センチまでのサイズ展開. ただし足から外れないように横幅が小さめに作られているので、表示のサイズよりも1センチほど小さいと考えた方が良い. 日本の大人の女性の平均の足のサイズが23.5センチなので、大人だとちょっときついかもしれない. 大人用は作られていないので大きい足の人は残念ながら諦めるしかない.
ちなみに私は21.5のSサイズのフィン、ビキニとレギンスは最大のLサイズを購入した. 普段の私の足のサイズは21センチだが、靴下を履いてギリギリ入るぐらい(水中では問題ない程度). ワンサイズ大きくても良かったかな.
ビキニはLサイズと言っても12歳児用なのでブラジャーは小さすぎた(同じ青色のビキニを土台にして改造した). パンツやレギンスはちょうど良かった.
マーフィンはプロが競技で使うモノフィンに比べるとスピードはそれほど出ない. でも素足よりははるかに速く、ドルフィンキックを習得していれば結構なスピードで進むことができる. しなる感じは普通のラバー製ビーフィン(二枚フィン)と同じように思った. リサイクルラバーで作られていて環境にも優しいとのこと.
日本のほとんどのプールではフィンの使用は禁止されており、一般の海水浴場でも使えない場合が多い. ここが一番のネック. 問い合わせをして許可してくれるプールを見つけるか、ダイビングスポットで潜るしかない.
だがいきなり水深が深く監視員のいないダイビングスポットで、両足を固定したフィンで潜るのは危険なので、事前にプールでのトレーニングを重ねてほしい. 溺れても私は責任をとれない.
オーストラリアは自宅にプールがある家が多いんだろうね. 世界有数のダイビングスポットだから海でフィンを使っても大丈夫そうだ(マーフィンの公式動画を見ると普通の海水浴場で使っている). だから子どもがこういうおもちゃで遊べるんだろうなあ. うらやましい.

Hannah Mermaid – underwater modelling and acting
私が尊敬している「プロの人魚」ハンナさん. オーストラリアの映画、テレビ、CMで大活躍. 今年36歳とは思えないほどの美貌とプロポーション. 9歳の時から人魚を目指して修行したという. 海洋生物の保護も訴えている素晴らしい人だ.

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